企業インタビュー [3年生]
春学期にゼミでは、業界別インタビューを行いました!
ここでは、インタビュー内容をまとめてブログに掲載します。
まずはデザイン班です。
デザイン班では、学生でありながらVTuberモデリングの仕事をされているREVO(レボ)さんにインタビューさせていただきました。
Q1 . この仕事に就いた理由ときっかけを教えてください
趣味でVRSNS向けのアバターを作っていて、その技術や経験を活かせないかと考えていたところ、VTuberのモデル制作をやってみないかとお声がけいただいたことがきっかけで、現在ある団体で制作を担当させていただいています。
元々、VRSNSをやっていて、周囲のユーザーの多くがBlenderやUnityを駆使してワールドや3Dアイテムなど様々なものを作っていた影響で3Dモデリングに興味を持ち、自身もそのうちの1人となったという経緯があります。
Q2. やりがいを感じるのはどんなときですか?
依頼人やモデルの利用者に喜んでもらえた時や、配信画面で自身が制作したモデルが動いているのを目にした時ですね。やはり、制作させていただいたものを好きだと言っていただいたり、喜んでいただくのは嬉しいですし、自身のモデルが動いているのを見ると感慨深いものがあります。
Q3. Vモデルのデザインをする際に、気をつけていることは何ですか?
ご本人様のご希望やイメージに沿ったデザイン、遠目で見ても誰だかわかるようなデザインを心がけています。また、既存の商標や赤十字など、組み込んではいけないものは避けるようにしています。
Q4. 1日のスケジュールはどのようになっていますか?
まだ学生の身なので、基本的に下校後、課題等を早めに片付けて制作や連絡等の時間に充てています。また、空きコマや移動時間を活用し出先でできる作業を進めることもあります。
Q5. 業界に入って驚いたことがあれば、教えてください?
配信者やV体の製作者をはじめ、マネジメントや各種技術サポート、動画制作やイラスト制作、企画など多くの方々が関わって成立しているという事は知識として知っていましたが、想像以上にそれぞれの労力が必要で大変だったことですね。VTuberとしてやっていくのはそう簡単なことではないです。特に、必要に応じて外注はしているとしても、完全個人でVTuberをやっている方々はこれらを1人で統括しているということでしょうし、並大抵ではできないことだと思いましたね。
Q6. 「この子のここを見てほしい!」というこだわりポイントはありますか?
基本的に輪郭や目の形、瞳の造形にはこだわっているので、そこを見てほしいという思いはあります。また、人魂のイメージを取り入れた髪の造形をした子がいるのですが、動くとふわふわと揺れるようになっているので、そうしたポイントもこだわりの一つですね。
Q7. デザイナーの仕事を目指す学生に必要だと思うことを教えてください
基本的な知識や技術を身につけることも大事ですが、まず『やってみる』ということを大切にすると良いと思います。実際に取り組むことで、自身の足りないもの、やるべきことが見えてくることもあります。自分自身、この仕事に関わったことで自身の不足している部分を実感しています。また、クライアントとのやりとりではコミュニケーション能力等も大切になります。
もう1つ、やりたいことや目標があるのであれば、それを行うには、達成するためには、何をすれば良いのか、どんな知識、技術が必要か、というようにゴールから逆算してやるべきことを明確化することも大切だと思います。
Q8. 最後に、これからデザインに関わる仕事に就きたいと考えている方にメッセージをお願いします。
まず、『やってみる』ということを大切にすると良いと思います。これからの人生の中では今が一番若いです。様々なことにチャレンジしながら成長していきましょう。また、好きという気持ちはとても強い原動力になります。その気持ちを大切にしてほしいです。自身もまだまだ駆け出しの身ですので、皆さんと共に頑張っていければと思います。
皆さんのこれからのご活躍を心より願っています。
〜感想〜
今回のインタビューを通して、どの業界でもコミュニケーション能力が重要だと実感しました。何事もまずはやってみること、そして「好き」という気持ちを持って挑戦する姿勢の大切さも学びました。アポ取りやインタビューには想像以上に手間がかかりましたが、それも含めて良い経験となりました。今回得た気づきや反省点を今後の活動にしっかりと活かし、さらに成長していきたいと思います。お忙しい中、お時間を割いていただきありがとうございました。
次に、ファッション班です。
私達の班は、パーフェクトラインフォーフェイスというエステで働いていらっしゃる2名の方にインタビューをしました。
パーフェクトラインフォーフェイスの方にインタビューするきっかけとして、美容、そして広報にも興味があったのでどちらとも関わりのある方にお話をお伺いしたかったからです。
〇企業について
パーフェクトラインは、セルライトケアに特化したボディメイクサロンです。パーフェクトラインの技術を活かしつつ、フェイスラインに特化し派生した店舗がパーフェクトラインフォーフェイスです。
今回は、森木かな子さんと笠井花琳さんのお二人にインタビューしました。
Q1 . 施術で気を付けていることは何ですか?
お客様1人1人に合わせて、自分事としてお悩みを聞いてそのお悩みに合わせたアプローチをすること。
Q2 . お客様とのコミニュケーションで気にかけていることは何ですか?
お客様のお悩みやお困り事を少しでもお話ししてもらいやすいような雰囲気づくり、気づく力を持って親身にコミュニケーションをとるよう心がけ、お客様のモチベーション向上や、リラックスできるように施術を行うこと。
Q3 . tiktok投稿で気にかけていることは何ですか?
初めてサロンを知ってくださる方が施術のイメージが湧くような動画やお客様の疑問点が解決できる内容、興味をもってもらえるような内容を動画撮影に取り入れること。その人それぞれの悩みにフォーカスを当てた動画を投稿すること。
〜感想〜
1人1人に合ったコミュニケーションをとり、施術方法を模索し行なっている事からお客にとって、リラックスでき、ポジティブになれる居場所になっていると感じ責任があり、やり甲斐がある仕事だと思いました。
また、動画のターゲットを悩み別にしている事で同じ悩みを持った視聴者が見つけやすく共感し集客につながると感じました。
今の時代はCMやポスターなどの広告は勿論、身近なTikTokなどのSNSも集客に大きな役割を果たしていて必須なのだと思いました。
次に、その他班(ホテル業)
私たちの班は、相鉄ホテルマネジメント 東京グリーンパレスの支配人である、
牛丸 智行(うしまる ともゆき)さんにインタビューしました。
現在42歳で、大阪府枚方市出身。22歳の時に大学を卒業し、新卒で上京、相鉄インに就職。 現場配属を経て人事、そして現在は支配人として勤めています。
24歳の時に結婚をし、現在は高校生になる娘の父としての一面も持つ。
相鉄ホテルマネジメントとは…
2017年、相鉄グループのホテル事業を運営している相鉄イン株式会社と、サンルート(JTB系列)のホテル事業が吸収合併し、現在の株式会社相鉄ホテルマネジメントに。
Q1 . なぜこの仕事に就こうと思ったのか?
もともとサービス業が好きで、ホテルの開発などに興味があり、就活で観光やホテルに絞っていった。
今は支配人という立場で仕事をしているが、支配人とはどんなことをするかというと、会社としての目標があって、その目標を達成するためにどうすればいいかを考え、実施する。そして、それに対してあらゆる責任を取ること。
働きやすさの改善や、CS目標への取り組みなども仕事の一環で、ホテルの顔として、その仕事内容は多岐にわたる。
Q2 . この仕事でやりがいがある瞬間は?
若手の時や、現在の支配人として役職でいろいろ変わるが、
現在では、メンバーが成長してレベルアップするのを見た時
昔は、最初は右も左もわからない。そこから、ある程度自分で自分の仕事ができるようになったなって感じたとき。
一番忘れちゃいけないのは、お客様からありがとうって言ってもらった時。
それを思わなかったらとんでもない。
一時期人事をやっていて、たくさんの新入社員との出会いがあった。その人たちが、うちの社内で一線で活躍している。そういう人たちが活躍しているのを見る時もやりがいを感じる
人事は、一年がかりで準備をして選考して、入社の準備をして、迎え入れるとても大変な業務である。
Q3 . 人事をやっていた時、どういう人をとろうなど、心がけていたことはあるか?
まずその時その時で会社の考え方というものがある。当時は、今の考え方とはちょっと違うかもしれないが、サービス業ということでお客様に対して気持ちよく接して仕事ができるというのを一番軸にしていた。
ただ、今は考え方が変わってきていて、将来会社をしょってたつ人を求める思いがより強くなっている。
ちなみに今の人事は昔自分が新卒でとった人。
Q4 . スタッフの教育で心掛けていることは?
みんな同じじゃないんですよね、ということ。
特にここは、年齢が高い人そうではない人、日本人と外国籍の人、フルタイムでやっている人もいれば、週1、2でダブルワークの人、菊池くん(今回のインタビュアー)みたいな学生。
同じ教え方ではなくて、その人その人に沿ってどこまで仕事にフィットできるようにしかけていくかはポイントだと思っていますね。
今って正直、ちょっときついこといえばもう直ぐパワハラとかって言われちゃうじゃないですか。もちろんその意識も持たないといけないんですけれども、やっぱり、しっかり厳しくやる時はやんないといけない。そこのメリハリですよね。
ただ、否定から入るのは良くない。昨日のウォーターサーバーの件もそうですけど、せっかくやってもらってありがたい、ありがたいけどもう少しいい方法ないかなって時。
やってうまくいかなくても、失敗しても全然いいですよ、その代わりもうどんどんいろいろやってみましょうていうのが今のうちの会社の考え方なんですね。
Q5 . ホテルを円滑に運営するうえで大切にしていることは?
ヒト、モノ、カネというものがありますが、人という面で見れば、やっぱりスタッフ一人一人の成長は必要ですよね。
勝手に成長してくれるわけではない、そこはみんなで協力してレベルアップしていかなければならない。
金のところで言うと、ある一定の目標。売上だったり利益だったりを確保しないと、円滑な運営はできない。例えば、先月赤字だったので菊池くん今月シフト減らしてくれないか?なんてことがあったら現場が回らなくなるでしょ。
モノで言うと、これは大きな課題なんですけど、施設のメンテナンスだったり、客室の清潔さだったりを常にベストな状態にしないといけない。
最近だと、インスペクションを実施したり、室内案内の案内をみんなで考えたり。
それがスタッフの成長に繋がったりするし、とても大事だと思います。
一番大きな目標にしてることは、いかにパートナーのみなさんが主体的に活躍できる環境を作れるか。
報告が気軽にできる共有スペースを作ったり、インスペクションの実施もそのしかけのひとつになります。
Q6 . その目標を突き詰めていった理想系はどのようなものか?
実際に他の店舗でもあるが、日常の業務はパートナーさんで完結していて、トラブルや問題を抱えた時に社員が解決する。そういう体制ですね。
Q7 . ホテル業界はどのような人に向いていると感じるか、またどのような力が求められる?
まずは人が好きサービス業が好きというところは昔から変わらないと思います。
今の時代はそれだけじゃなくて、ホテルの仕事をビジネスとして捉えられるか。
今、いろんなところにホテルがボコボコとできていて、最近は稼働もいいけど、やはり競争が強まってきている。やはり、そういったマーケットの中でいかに存在感を発揮していくかは大事になってきます。ですから、ビジネスとしての視点も持てるかどうかは重要になてきますね。
Q8 . お話のなかで競争が強まっているとおっしゃっていたが、他のホテルとの差別化をどう図っているか?
完全に、うち独自のものというのはなかなか難しいのかなというところですが、フレッサ全体でいうと、ホテルマネジメントとしての差別化という点では、アメニティの充実さ、あとは会員プログラム(キャッシュバックなど)。
そのほか、駅からのアクセスを売りにしていたり、ホームページとかをみてもらえるとフレッサの魅力はたくさん載っていますので、イコールうちと考えてもらっていいと思います。
最近ね、1秒チェックインできるとろだったりとか、大浴場があって、あとは夜とかラーメン食べられたりとか。明確に差別化しているところがあるけど。それって、とてもすごいことだと思いますよ。そういうサービスがあると少し高くても泊まろうってなるのが今のお客様からのニーズだと思いますね。
Q9 . コスト管理や収益について特に意識している点は?
今って、ご存知の通り物価がすごくあがっているじゃないですか。米の値段もすごいし。
ここの会社に限らず、人件費というものがものすごく上がっている。
アルバイトの時給などもうなぎのぼり。それを止められるかっていうと、それは難しい。もちろんコストカットのコントロールも大事だけど、やっぱりいかに売り上げを積み上げることができるかというところ。
部屋料金も、需要に応じて百円単位で部屋料金を調整することで売り上げをあげています。日々、この値段だったらお客様にきてもらえるところを見極めて、日々のコントロールの積み重ねが大事。例えば3月とか4月の需要が高い時期だと、部屋料金を高めにしても稼働がまわる。オフの時は逆に稼働重視で単価を下げる。
Q10 . 失敗談ってありますか?
いろいろありましたけど…
その中で学んだことは、ほんのちょっとした事が、大きなトラブルになる、ということです。だから、基本的なことや確認をしっかりする。これが大事だと思います。
昔、お客様からファックス送るように頼まれた時に、料金をもらって送っておいたんですよ。そしたら、そのあと届いてなくて、原因はわからないんですけど、大クレームになって。私の先輩が大しかりを受けてえらい目になったと。
それってでも、送った時に、送信完了を確認しとけばよかった、それだけのことなんですよ。些細な事が周りに回って他のスタッフに迷惑をかけたりすることもあるので、想像力を働かせる事が大事だと思いますね。
Q11 . 仕事をするうえで特に大変なことは?
どの業界もそうなんですけど、人手不足ですね。
ただ、人手不足で大変だ〜。で終わってしまうとただのネガティブになってしまう。
そこで、限られた人材でいかに活躍してもらうかってところが大事なんですよね。
効率化をはかって、みんなのレベルアップをうながして、業務をこなしていくことが大事だと思います。
あとは、まあ菊池くんもわかると思いますけど、お客様の中には難しい人、難しいことを言う人もいますよね笑
基本的に頑張って対応しなければいけないんですけども、そういうところにどこまで対応できるか、っていうのは難しいところですよね。
Q12 . ホテル業界の良いところ、よくないところとは?
よいところといえば、すごくわかりやすい業界、じゃないかな、とは思います。
CSを上げる努力をすれば、お客さんの反応がダイレクトに伝わってくる。
頑張りが効果になって見えやすいというのはあると思います。
逆によくないところは、経済状況に左右される。今は業界全体で潤っているが、コロナ禍であったり、トランプ関税や戦争などのカントリーリスク、天災などのリスクに左右され、いつ何が起こるかわからないことに大きく左右されてしまう。とにかく業界的に波があることですね。
Q13 . 社会に出る前に学生のうちにやっておいたほうがいいことはあるか?
とにかくいろんな経験をすることが、とっても大事だと思います。
例えば菊池くんはここで頑張ってお仕事してくれていると思います。
ここでないと身につかないような、お客様とのコミュニケーションの取り方とか、マナーとか。
ホテルに限らず、飲食店でも、販売でも、はたまたもっと人の目に触れないような陰で支える仕事でも。いろんな人とコミュニケーション、関わりをもつことは大事だなって思いますよ。
続いても、その他班(ネットサービス)です。
今回私は、株式会社インターネットイニシアティブで働いている、Aさん(仮名)にインタビューしました。
愛知県出身のAさんは、2018年から現在の会社で働いており、現在はクラウドに関する部門でテクニカルマネージャーとして、働いています。
Q1 . 仕事内容は何ですか?
私は主にネットワークに関するサービスを提供する会社で、パブリッククラウドやWebサービスを通じてインテグレーション(ソフトウェア、ネットワークなどを一体化し、業務にかかわる目的を達成するために情報システムを構築すること)を提供しています。
Q2 . 興味を持ったきっかけは何ですか?
自分の力で何かを作り上げる仕事をしたいと思い、この業界に興味を持ちました。
Q3 . この業界に携わってから今まで、業界内で起きた大きな変化はありますか?
2004年からこの業界に入りました。当時はスマートフォンもなく、インターネットに接続する機会もあまりありませんでしたが、今ではインターネットは普及し、現代人になくてはならない存在になりました。今の会社はインターネット業界においては老舗と言える会社で、ネットが普及していくという大きな変化の中で世の中の基盤を作ってきた実感があります。
Q4 . どんな人がこの仕事に向いていますか?
知的好奇心が旺盛で、なぜそういう仕様なのかなど、物事の根本の仕組みに興味を持てる人は向いていると思います。
Q5 . 今後AIやその他テクノロジーが進化していく中で、IT業界の仕事はどのように変化していくと思いますか?
AIは人間の補佐にしかならないと思っています。人間の心や要望の変化、社会の変化に柔軟に対応していくことができるのは人間だと考えています。技術面はAIに任せられる部分もありますが、クライアント等とのコミュニケーションは人間が担っていくと思います。結局は技術力より会話力やコミュニケーション力が仕事においては重要です。
Q6 . 採用に携わる中で、どのような判断基準で面接をしていますか?
コミュニケーションに慣れていて発言がしっかりしているかどうかは重要です。しっかり調べて準備してきたかどうか、または普段から考えていることを素直に言えるかどうかも見ています。準備をしていない人はすぐに分かります。
最後に、映像班です。
私たち映像班は、今多くの映画やドラマ、MVで編集技師を担当されている田村 宗大さんにインタビューしてきました。
我々の直々の先輩であり、ある種の目指すべき目標である田村さん。
彼のキャリアを追いながら、編集技師へのルーツ、映像制作への想い、大切にしている考え方についてお話を伺いました。
編集部はクリエイターではなく、
監督の表現を実現するエンジニアである。
Q1 . 編集部に進んだきっかけ
元々高校から編集をやりたかったんです。当時はYouTuberがまだ『YouTuber』と呼ばれる前で、現在も活躍しているガジェット系のYouTuberさんに影響を受け、「こんな編集してみたい」と思うようになりました。その時部活の友達と仲間内で撮った映像を編集し、それが楽しくて「これを仕事にしたい」と感じて先生に相談しました。
すると、城西国際大学を薦めてくれて入学を決意しました。大学では授業や実習で編集をやり、編集を仕事にしたいという想いがより確固たるものになりました。
なので、結構ストレート編集部ですかね。きっかけは「やってみて楽しかった」が一番大きいです。
Q2 . 様々なジャンルの編集において、意識していること
人によっては映画的とかドラマ的みたいに言う人もいると思いますが、そもそもの根底には『ダサいものを作りたくない』と言うのがありそれがベースになっています。自分が本当にいいと思うものを軸に考えると、映画であろうとドラマであろうとつなぎ方は変わらないですね。もちろんドラマは尺に収めるように繋いだり、MVは曲に乗せて納めなきゃいけないと制約的な違いはあるんですけど、技術的な部分や編集に対する想いは同じです。
個人的に楽しいと感じるのはやっぱり映画とドラマですかね。ストーリーを組み立てて、観客の喜怒哀楽を提供できる喜びや、後世に残り歴史に名を刻める点が大きいと思います。
Q3 . 始めの頃と比べた、映像編集に対する熱量の変化
基本的に僕は怠け者なので、ベースとしては「仕事したくないな、寝てたいな」が大きいですかね。でもやっぱり、地上波で放送されたり、劇場で公開されたりした時にXなどで多くの人に反響をもらえた時は「あ、次も頑張ろう!」と思えますね。
少し怠けたいなと思う気持ちに対して、沸々と編集が好きな気持ちはあって、公開された時の薬物的な嬉しさで「これしかないな」と感じますね。
Q4 . 映像業界を志すに当たって、学生のうちにやるべきこと
好きなものを好きなだけ突き詰めることが大事だと思いますね。これは、何事にも言えることで、例えば漫画をたくさん読んでそのコマ割りがそのままカット割につながってきたり、音楽をたくさん聴いてそのリズム感がカットのテンポに影響してきたりします。意外と何をやっても映像にアプローチできるところがあると思います。
あともう一個は、ある程度のコネクションを自分で作るってことですかね。自分から行動を起こすことで、業界への間口が広がり、大きな学びにつながると思います。
そうすることで、将来職業に就く時の参考になるはずです。
スピンオフ的に自主制作で賞を獲るとかもいいと思います。
田村さん編集担当作品
『マスカレードナイト』(2021)
『お嬢と番犬くん』(2025)
『山田くんとLv999の恋をする』(2025)
乃木坂46 『ここにはないもの』(2022)
中島みゆき 『悪女』(2025)
以上で、2025年大絵ゼミ業界インタビューを終わります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
ブログ掲載 大絵ゼミ広報担当 H.Y
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